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よくあるご質問

診療内容

整形外科(Orthopedic Surgery)では、主に骨や関節、筋肉、靭帯、軟骨、脊椎など、身体の運動器に関する疾患や障害を診断・治療を行います。
整形外科医はこれらの部位の専門医であり、外傷、骨折、関節痛、腰痛、スポーツ傷害などに対応します。

 

主な症状・疾患

腰の症状・疾患

腰は体の中心であり、様々な動作や姿勢に関与しているため、いろいろな要因によって腰痛が引き起こされます。
代表的な腰の痛みを引き起こす疾患や状態として、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、急性腰痛症(ぎっくり腰)などが挙げられます。

頚(首)の症状・疾患

頚椎は頭を支え、動きを制御し、頚椎の中を通る脊髄神経を保護したりと、多くの重要な機能を果たしています。
頚部痛の原因は様々ですが、上肢痛など付随する症状と合わせて診断を行います。
代表的な頚(首)の痛みを引き起こす疾患や状態として、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症、外傷性頚部症候群(むち打ち症)などが挙げられます。

肩の症状・疾患

腰関節は上肢と体幹を結ぶ主要な関節の一つであり、複雑な構造を持っています。
上腕骨と肩甲骨および鎖骨の3つの骨から構成され、広い範囲の動きを可能にしています。
代表的な肩の痛みを引き起こす疾患や状態として、肩関節周囲炎(五十肩)や肩腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、外傷性肩関節脱臼などが挙げられます。

膝の症状・疾患

膝関節の痛み、可動域制限といった症状は、歩行や階段昇降などの基本的な動作にも影響を与え、日常活動に大きな支障を生じてしまします。
代表的な膝の痛みを引き起こす疾患や状態として、半月板損傷や前十字靭帯損傷、変形性膝関節症、Osgood-Schlatter病(オスグッド・シュラッター病、オスグッド病 )などが挙げられます。

骨粗鬆症

骨粗鬆症は骨密度の低下や骨の質が脆くなり、骨折しやすくなった状態を指します。
自覚症状がないまま加齢とともに進行し、軽微な外力で骨折して初めて気付かれることもあります。
腰椎や大腿骨(足の付け根)での骨折が多く、骨折次第では歩けなくなったり強い痛みが残ったりと、その後の生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。
骨粗鬆症の診断には骨密度検査が必要になります。当院ではDEXA法を用いて、骨折の頻度が高い、腰椎・大腿骨で骨密度を計測しています。

 

主な治療

診断や症状にもよりますが、薬物療法(内服治療や神経ブロックなどの注射治療)やリハビリテーション療法(運動療法、物理療法)から開始し、治療法を組み合わせながら行うことにより、症状の緩和を目指します。
症状が急速に進行するもの、薬物療法やリハビリテーション療法といった保存治療では改善が得られないもの、麻痺などの重篤な神経症状が伴うものなどでは、手術治療が必要となることもあります。
その場合には、適切な医療機関への紹介が必要となることがあります。