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スポーツによる肘の痛み -野球肘とは?-

浦安新聞2024年5月10日号掲載

大谷翔平選手をはじめとする、一流選手でも避けられないスポーツによる怪我。
スポーツに関連する整形外科疾患に『野球肘』があります。
これは、成長期にボールを投げすぎることで生じる肘の障害です。
繰り返す投球により肘への負荷が過剰となり、肘の外側で骨同士がぶつかり骨・軟骨が剥がれ傷つきます。
また肘の内側では靭帯・腱が引き延ばされて傷みます。

診断はX線検査やMRI撮影にて行います。
オーバーユースが原因であり、予防と治療は肘の安静が最も大切です。
痛みを我慢して投球を続けていると障害が悪化し、症状によっては専門施設での手術が必要になることがあります。
スポーツへの復帰時期については、主治医と特によく相談してください。

同様のスポーツ関連疾患にテニス肘と呼ばれる病態もありますが、こちらは次回以降ご紹介します。

院長 稲田 大悟

 
  • 医学博士
    • 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
    • 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
    • 日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
    • 日本リハビリテーション医学会認定 リハビリテーション科専門医、指導医
    • 義肢装具適合判定医

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