浦安新聞2026年6月12日号掲載
学校検診は、お子さんの病気や異常を早期に発見するために行われています。
整形外科領域では、背骨の曲がりを確認する「側弯症検診」が重要な役割を担っています。
側弯症とは、背骨が左右に曲がり、ねじれを伴う状態です。
成長期にみられる側弯症の多くは「特発性側弯症」と呼ばれますが、その原因は現在も明らかになっていません。
自覚症状に乏しく、学校検診が発見のきっかけとなることが少なくありません。
検診で「側弯症の疑い」と指摘されても、多くは経過観察で対応可能であり、すぐに治療が必要となることは多くありません。
しかし成長に伴い進行する場合があり、一部では装具治療などが必要となります。
そのため、適切な時期に治療介入ができるよう、定期的な経過観察が大切です。
指摘を受けた際は過度に心配せず、一度専門医にご相談ください。