浦安新聞2026年7月10日号掲載
頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで起こる病気です。
首の痛みだけでなく、肩から腕、手にかけての痛みやしびれがみられます。
多くは片側の腕に症状が出る「神経根症」で、内服薬やリハビリテーションなどの保存治療で改善が期待できます。
一方、手先の細かな動作がしづらい、歩きにくいといった「脊髄症」を伴う場合には、手術が必要となることがあります。
MRIでヘルニアが見つかっても、画像だけで治療方針が決まるわけではありません。
症状や診察所見を総合的に判断し、多くの患者さんではまず保存治療を行います。
首や腕の痛み・しびれが続くときは、「肩こりだから」と自己判断せず、お早めに整形外科へご相談ください。
適切な診断と治療を受けることが、症状の改善や重症化の予防につながります。