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高齢者の頚髄損傷を防ぐために

浦安新聞2024年12月13日号掲載

高齢者の転倒による怪我は骨折や運動機能の低下を引き起こし、とくに頚髄損傷は重篤な機能障害や命に関わることがあります。
頚椎は加齢に伴い変形し、四肢のしびれなどの症状が現れていることがあります。

年末は飲酒の機会が増え、新年に向けての準備や片付けで脚立を使う場面もあります。
しかし、飲酒や脚立使用時の転倒が重大な事故につながることもあります。
実際、昨年まで勤めていた救命救急センターでは、高齢者の転倒による頚髄損傷の方を多く診てきました。

神経は一度傷つくと回復が難しく、重い後遺症を残す場合があります。
飲酒後は平衡感覚や判断力が低下するため転倒しやすくなります。
また、高齢者が脚立を使う際は周囲が見守り、安全を確保してください。
忙しい年末こそ「安全第一」を心がけ、大切な家族と楽しい年越しを迎えましょう。

院長 稲田 大悟
 
  • 医学博士
    • 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
    • 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
    • 日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
    • 日本リハビリテーション医学会認定 リハビリテーション科専門医、指導医
    • 義肢装具適合判定医
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