浦安新聞2025年1月17日号掲載
ウィンタースポーツでは転倒や衝突により、骨折や靭帯損傷が発生しやすくなります。
代表的な疾患としては、スノーボードで多い手首の橈骨遠位端骨折や、スキーで膝を捻ることにより生じる前十字靭帯(ACL)損傷が挙げられます。
また、スケートでは足関節の捻挫や骨折も多く見られます。
これらの怪我は、適切な予防策を講じることでリスクを軽減できます。
たとえば、手首ガードや膝用のプロテクターを装着し、事前に柔軟性や筋力を高めるトレーニングを行うことが有効です。
また、滑走中は無理なスピードや技を避け、自分のレベルに合った環境でスポーツを楽しむことが重要です。
怪我をした際は、患部の安静を保ち、迅速に整形外科で診断を受けることが回復を早める鍵となります。
冬のスポーツを安全に楽しむためには、予防と迅速な対応が大切です。